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プロデューサーのメモ帳
甲州信玄の会、大分研修

富士の国甲州信玄の会、プロデューサーの深澤です。

甲州信玄の会のメンバーで九州は大分県への研修を行いました。

3日間の研修でしたが、私は一日遅れの参加。

甲州信玄の会では、今後、山梨に本拠を置くアスリート達を、

食等の面から支援していくという計画があり、

実際に「アスリートと食」の基本的な支援の在り方を知るために、

全国トップレベルで活躍する明豊中学・高校の卓球部を視察。

明豊中・高卓球部は、別府大学食物栄養化学部の平川先生より「食生活及び生活に関しての管理と研究」がなされており、

一人一人の好き嫌いなどから来る栄養素の不足が、選手にどのような影響を及ぼすかを藤田監督から講義を受けました。

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今回の研修は、山梨の食の体験ツアーを甲州信玄の会のメンバーにて行うにはどのような手法があるのかを調査することが第一の目的。

安心院はグリーンツーリズム発祥の地であり、農村民泊にて活性化した町。

その中心人物NPO法人 安心院町グリーンツーリズム研究会 会長の宮田静一様にお話を伺いました。

平成23年地域再生賞入賞した活動の安心院グリーンツーリズムは、

過疎化が進み人口減少に歯止めがきかない安心院町を生き返らせるために始まった活動。

グリーンツーリズム先進国のヨーロッパに何度も足を運び、研究を重ねてきた結果はまだまだ途中段階なのだけど、

過疎地域において新しい町づくりのモデルとなるでしょう。

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次に安心院グリーンツーリズム研究会の若手に案内してもらい、実際に民泊を行っている農家でお話を伺いました。

「たまちゃんの縁側」と名付けた家は、とても掃除が行き届いている広い家屋。

お父さんとお母さん(たまちゃん)から苦労話を伺おうとしたが、苦労はあまり無いと言われてしまいました。

楽しくやりがいのある仕事とのこと。

スケジュールを見ると、中学校の教育旅行が多く、ケニヤや韓国という外国からの観光客も多く予定されています。

中学生では、核家族化し、あまり祖父母と暮らす機会のない子供達には、家族と一緒にいる楽しさを感じてもらう。

外国の方には、本当の日本の暮らしを知ってもらう。そのような目的が底辺にあるようです。

農村民泊というと農業体験などを想像してしまうが、

それは自分の選択次第で、何もしないで一日を過ごす人が多いとのこと。

故郷が無い都会に住む人達には、実家に帰省する感覚も味わえるようです。

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今回の研修で私が一番楽しみにしていたのが、田中醤油さん。

田中醤油の田中社長は、西日本最大産地である大分の大葉の使えない部分、

根に近い大きすぎる葉をなんとか加工品にできないかと研究を重ね、

日本風のバジルソースである「大葉のソース」を作り上げ、現在では1週間で2000本を売る、大ヒット商品にまでなっています。

私が注目したのは、「結」(ゆい)と名付けたブランド。

「結」とはその名の通り「結ぶ」こと。

「人を結ぶ、味を結ぶ、未来を結ぶ」というコンセプトで、

九州と大分にこだわり、農業生産者と加工品生産者、そして販売店などを結んで、

大分農業の未来を作って行こうという活動の根幹をなすブランド。

現在「結」のラインアップには大葉ソースの他に、柚子と生姜と大葉の胡椒や、

かぼす、はちみつ、ジンジャー、大葉のドレッシングなどがあり、その優れたパッケージデザインとともに全国でも注目されています。

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いろいろと収穫のあった大分研修は、

10月25日からの、イタリアのトリノでの「サローネ・デル・グスト」に出展する甲州信玄ブランドには

大いに刺激になりました。